Akari Air / Portable air purifiers and lighting
FUJICO 2022
空気清浄機と照明が一体化したポータブル空気清浄機『AkariAir(アカリア)』
国際宇宙ステーションにも採用された除菌・消臭技術を搭載した空気清浄機&照明で、コンセプトは「光」と「空気」で、安心かつ上質な癒しの「空間」を持ち運ぶ。
私たちクリエイターはメーカー様の特別な技術力、即ち「コア技術」にインスパイアされます。コア技術の機能性能を最大限に惹き出すことと同時に、新しいライフスタイルを提案する商品企画とデザインによって、より多くのエンドユーザーの皆様に喜ばれるアプローチを考えます。
株式会社フジコー様(福岡県北九州市)のコア技術は「光除菌」という製鉄の技術がルーツとなる、画期的な光触媒による除菌技術です。「光」によりフォーカスすることで、「照明」と「空気清浄機」と組み合わせるアイデアが浮かびました。更にポータブルタイプにすることにより、「上質な空間を持ち運べる体験」をエンドユーザーの皆様にご提供するというコンセプトに至りました。
触れた質感の心地よさと、持ち運びやすいフォルムの追求を一つのテーマに掲げ、より深く検討した結果、奇数の多角形を採用するアイデアが浮かび、最もシンプルな五角形が相応しいと考えました。そして、柔らかな曲率のオーバルスクエアから展開したオーバルペンタゴンを基に、黄金比を応用してバランスを調和させながら、全体を数学的な曲率でシームレスにつないだことで、シンプルかつ特徴的なフォルムを創りあげました。
吸排気口には、五角形に因んだ、ペンローズパターンを応用した幾何学的なデザインを用いることにより、シンプルで柔らかいフォルムに対比し、デコラティブなアクセントを加えています。これらのパンチングデザインは照明の光のあり方をデザインすると共に、吸排気性能の向上にも寄与しています。
いくつかの要素の組み合わせにより、従来の空気清浄機とは一線を画すインテリアとして相応しい革新的なデザインが完成しました。フジコー様の高度な技術力の上に開発陣の皆様の情熱と拘りを詰め込んで誕生した「Akari Air(アカリア)」を多くの皆様にご体験頂きたいと思います。
「上質な空間を持ち運べる体験」をエンドユーザーの皆様にご提供するというコンセプトのもと、触れた質感の心地よさと、持ち運びやすいフォルムの追求を一つのテーマに掲げ、より深く検討した結果、奇数の多角形を採用するアイデアが浮かび、最もシンプルな五角形が相応しいと考えました。
柔らかな曲率のオーバルスクエアからオーバルペンタゴンに展開
オーバルペンタゴンから黄金比を応用したシームレスなベースフォルムを創出
目指したのは、「後ろ姿で差がつくデザイン」
五角形や黄金比に因んだ、ペンローズパターンをアレンジした吸排気口のパンチングデザインを考案。
シンプルで特徴的なフォルムに対比した、デコラティブなパンチングデザインがアクセントに。
各要素を黄金比を基礎に分割することで得た、心地よいバランス。
横置きで使える安定性による安心感。
吸排気口のパンチングが照明の光の在り方をデザイン。
縦・横に使っても空気清浄性能が変わらない、フレキシブルな設計を実現。
空気清浄機と灯りが一体化したポータブル空気清浄機
『AkariAir(アカリア)』
国際宇宙ステーションにも採用された除菌・消臭技術 “空気清浄機は、光の時代へ!”
「光」と「空気」で、安心かつ上質な癒しの「空間」を持ち運ぶ。
どこでも持ち運べる、空気清浄機と灯りが一体化したコンパクトなポータブル空気清浄機『AkariAir(アカリア)』あなただけの癒しの空間を、いつでも、どこでも。
従来の空気清浄機とは一線を画す機能・コンパクトかつ革新的で上質なデザイン
この1台であなたの身の回りの除菌・消臭・集塵を行い、テーブルライトとしての機能も楽しめる
カフェで…オフィスのフリーデスクで…リラクゼーションタイムに…様々なシーンで、パーソナル空間をより快適な環境に。
カフェや駅の待合室等、菌、ウィルス、花粉、臭いが気になる場所でもパーソナル空間を快適な環境にします。
運転モードは強弱二段階で選べます。
オフィスのデスクに置けるコンパクトサイズ。静音設計なので周囲に気を遣うことなくスマートに快適な環境が整います。
AkariAirの特長①:照明機能について
快適な空気と優しい灯で癒しの空間を演出してくれます。
本機は運転開始時に照明が点灯し(吸気口部分)、運転停止すると消灯します。
また、運転中でも照明ボタンを押すことにより照明機能のON/OFFができます。
AkariAir の特長②:静音設計
アカリアは静音設計。風量弱(24dB)~強(29dB)と大変静かです。
寝室やオフィスのフリーデスクでの使用に最適です。
AkariAirの特長③:光除菌について
ペットボトルほどの大きさに、宇宙ステーションに採用された最先端の特別な「光除菌」技術を搭載。
ウイルス、花粉、いやな臭いなどをきれいにします。
AkariAirの特長④:光触媒&活性炭のダブルフィルター構造
吸気口から入った空気は、活性炭フィルターを通った後、さらに光触媒フィルターでダブル消臭されるため、
高い消臭効果を発揮します。また、光触媒フィルターに捕らえられた菌、ウイルス、花粉などの有機物は、
元から除去し、フィルターをきれいな状態に保ちます。
AkariAirの特長⑤:縦・横の使用でも変わらない空気清浄性能を発揮
AkariAirは用途やスペースに応じて縦・横に使っても空気清浄機能が全く変わらないコンパーティブルな設計。
ポータブル空気清浄機としてはユニークな設計思想より、様々なシチュエーションに対応できます。
AkariAirの特長⑥:厳密な実証試験でデータに裏付けられた確かな除菌・抗ウィルス・消臭・空気清浄性能。
1.ウイルスが2時間で、検出限界未満値に。
2.ダニの死骸・フン/スギ花粉が3時間でほぼゼロに。
3.アセトアルデヒド(体臭や口臭に含まれる代表的な臭いガス)を3時間で大幅に低減。
試験期間:2022年8月24日(水)~ 9月2日(金)
試験機関:株式会社フジコー
試験空間:本社研修センター 講師控室 アクリルBOX内
部屋温度:26.3℃〜37.4℃
部屋湿度:70%前後
【試験方法について】
同一サイズのアクリルBOXを2つ準備し、食パンを入れカビの繁殖具合を目視で確認した。
片方だけ、AkariAir(アカリア)を入れ、照明を消した状態で“強モード”で10日間連続稼働させた。食パンの表面にカビ菌が発生する様子を目視で確認した。(株式会社フジコー調べ)
なお本実験は、実空間での効果を保証するものではありません。
AkariAirの特長⑦:ギフトにも最適なパッケージ
特徴的な六角形のパッケージは、ワインボトルの化粧箱を思わせるとてもおしゃれなものです。
表には、デザインのモチーフとなったペンローズパターンの幾何学的なデザインが描かれています。
特長一覧
株式会社フジコーは、1952年に北九州の地に創業して以来70年となる鉄鋼メーカーです。その鉄鋼で培った技術をベースに光触媒を応用した環境事業製品の開発に力を入れていますが、今回の製品「アカリア」は、その光触媒製品の中でも、ライフスタイルの提案にまで踏み込んだ特徴ある製品です。
開発技術者からのメッセージ
今回のアカリアの五角形は空気清浄機ではあまり見たことがありません。五角形の筒を1パーツで作成するのは不可能なので、金型上、どこで分割するか、またデザイン的に成立するのかをデザイナーと何度も議論し、試作を繰り返しながら設計を進めていきました。
内部構造の設計も苦労の連続でした。空気清浄機には内部にファンがあり、そのファンによって周りの空気を吸い込み、光触媒などのフィルターを通過させて、空気をきれいにし、そして外部に吹き出す構造とする必要があります。これをスリムな五角形の内部に実現させないといけません。
また、今回は、「灯り」の機能を持たせるということで、空気の吸い込み口に「LED照明をつける」という難題がありました。「光の色」、「波長」のほかに、「光らせ方」についても光学設計を行い、導光板を使うことで「均一に」光らせ、上質な光を表現することに成功しました。
その他にも各種苦労がありましたが、なんとか最新の技術と、上質なデザインを融合させることができたと思っています。是非、多くの皆様に体験頂ければうれしく思います。
プレスリリース
株式会社フジコーは、国際宇宙ステーションにも採用された除菌・消臭技術を最高のデザインでコンパクトに詰め込み、どこでも持ち運べる、ポータブル空気清浄機『AkariAir(アカリア)』を2022年12月1日に販売を開始します。コンセプトは「光」と「空気」で、安心かつ上質な癒しの「空間」を持ち運ぶ。
様々なシーンでパーソナル空間をより快適な環境に導きます。
「 AkariAir 」は、国際宇宙ステーションに採⽤された 最先端の特別な 「光除菌」 技術を搭載しています。
2016年に北九州市で行われた G7 伊勢志摩サミットで、エネルギー大臣会合の要人への記念品に選定され、
2021秋の世界体操・世界新体操では、除菌対策として会場内外に空気清浄機を提供し、
重工業プラント・公共施設・病院や介護施設・ホテル等の宿泊施設・飲食店等にその技術を導入している、創業70 年のフジコーが開発しました。
鉄鋼で培った技術をベースに「資源のリサイクルと環境保護への貢献」をモットーとし、 光触媒を応用した環境事業製品の開発に力を注いでいます。