Shareheats / Electric carbon heater
YAMAZEN 2024
最大90度の広範囲を“常時”暖め、『暖かさを分かち合う』をコンセプトとした、
『ワイドレンジカーボンヒーター“Shareheats”』
従来の首振り機能ではヒーターが向く方向しか暖かくなかったところを、複数のヒーター(筐体)を横に連ねたことで、最大90度の広範囲を“常時”暖められる「ワイドレンジ」構造の画期的なヒーターです。筐体が3連タイプの『DC-ZT12』と2連タイプの『DC-ZW08』があり、どちらも左右の筐体は4段階で角度設定が可能で、暖めたい範囲を調整できます。熱効率が良く速暖性に優れた遠赤外線のカーボン管を使用しているので、電源を入れるとすぐに暖まります。従来品と同程度の消費電力で、広範囲を常時暖めるほか、出力切替機能で使用シーンにあわせて調整できるので、活用することで電気代節約にも役立ちます。
私たちのプロダクトデザインにより、“暖かさを分かち合うこと”をコンセプトに、シンプル&スリムなスタイリングと、「ワイドレンジ」の画期的な機能性の両立を実現しました。
1.広範囲を“常時”暖められる「ワイドレンジ」構造
従来の首振り機能ではヒーターが向く方向しか暖かくなかったところを、この商品は、複数のヒーター(筐体)を横に連ねたことで、最大約90度の広範囲を“常時”暖めます。従来品と同程度の消費電力で広範囲を常時暖めることができ、「ヒーター前争奪戦」をする必要がなく1台のヒーターで全員が暖かく過ごせます。また速暖性に優れた遠赤外線のカーボン管を使用しているので、電源を入れるとすぐに暖まります。
2.高いデザイン性と機能性を実現
“暖かさを分かち合うこと”をコンセプトに、シンプル&スリムなスタイリングと、「ワイドレンジ」の画期的な機能性の両立を実現。幾多のアイデアを重ね、ヒーター管ごとに筐体を分け、独立して回転させる構造に行きつきました。
3.角度設定と出力切替で使用シーンにあわせて調整可能
筐体が3連タイプ『DC-ZT12』と2連タイプの『DC-ZW08』があり、どちらも左右の筐体は4段階の角度設定が可能です。出力切替機能は3連タイプが強・中・弱の3段階、2連タイプは強・弱の2段階で、使用シーンにあわせて調整できるので、電気代節約にも役立ちます。
開発ストーリー
山善様から今までの電気ストーブにはないような革新的な機能とデザインを備えた製品をつくりたいというご要望を頂き、コラボレーションプロジェクトがスタートしました。
実際には電気ストーブとしての新しい要素技術が無い中で、どのようにそれを実現するかということは困難を極めました。
私たちはまず、どのような機能であれば新しい価値を生み、お客様に喜ばれるのかということから考案し、ワイドレンジに暖められ、暖かさを分かち合うことを製品コンセプトに設定しました。
それを実現する幾多のアイデアを50案を超える膨大なスケッチでご提案し、実現性を踏まえて最終的にいきついたのが、ヒーター管ごとに筐体を分け、独立して回転させるという機構でした。
この機構のアイデアにたどり着き、デザインコンセプトの「スタイリッシュ&スリム」との両立の実現を図りました。新しい機能性から考え、理にかなったデザインに落とし込まれていることが本製品の何よりの特長です。
また、お手頃な価格で製品をお客様へお届けするための工夫にも思考を凝らしました。
ヒーター管ごとの筐体を共通化し、簡単に手動で筐体を回転させる機構により、首振りのためのモーターを削減すること等でそれらを実現しています。
そして暖かさを分かち合うことで、一緒に暮らす人々のコミュニケーションと関係性がよりよくなり、身も心も温かくなるような新しい暖房器具になるように想いを込めて「Shareheats」と名付けました。
Shareheatsの商品ホームページ
https://book.yamazen.co.jp/product/detail/I00008964
https://book.yamazen.co.jp/product/detail/I00008963
デザイナーズインタビュー