燕三条の地場産業支援
つい最近の一月末ですが、新潟は燕三条に多治見市役所と商工会議所の要人の方々と一緒に地場産業の取り組みについて勉強のために、見学会を開き行ってきました。
燕三条は金属加工の産地としてありとあらゆる製品があり、それぞれ世界で有名な会社が多くどのような取組やバックアップがあってそのような企業がたくさん輩出されたのかを、疲弊した美濃焼きの地場産業の活路をみいだすヒントにしていただきたかったのです。
そのような会社さんに私たちはフランクフルトの国際見本市 アンビエンテで多く知り合い、Minova Ceramic Jewel Knivesでご協力頂いている企業さんも多いため定期的に燕三条を訪れるようになり、行政の地場産業への力の入れ方にとても感銘を受けていました。
そしてその代表格として、爪切りのロールスロイスと称されるSUWADAさんのオープンファクトリーにも行ってきました。このような見せる工場にしたことで、職人さんのプライドやモチベーションもあがり、製品がよりよくなり、お客さんには造りの手間暇やこだわりを十分に説明できるため、製品の価値がより伝わりやすくなったという相乗効果があるといいます。
それは一例ですが、そのような成功例を学び、方策を考える必要があると思います。なぜならば私たちも世界へ挑戦していますが、燕三条のような長期的なビジョンがないと国際展開できる企業はあとに続く流れにならないからです。そして地場産業を支える技術者を育成していく取組も急務です。 続きはまたの機会にて書いていきます。